研修動画の公開に際して
NPO法人「病院前救護と健康管理研究会」では、救急医療・感染症対策・健康管理に関する動画やスライド教材を公開しています。子供さんから大人まで、一般の方々から医療従事者まで、健康管理の基本を楽しく学べる機会を
提供しております。学校での研修や職場での研修など、さまざまな場面でのご利用いただければと思います。
これらの動画・スライド教材には著作権、制作権、特許権が設定されており、営利目的での利用、コピー転用等はできません。
公開中の動画メニュー
動画1「熱中症の予防と対策」
①動画 熱中症の予防と対策
- 2015年製作
- 約12分
②動画 学校における熱中症の予防と対策
- 2018年製作
- 約20分
③学校における熱中症対策 (前編)
- 2023年製作
- 約8分
④ 学校における熱中症対策(後編)
- 2023年製作
- 約12分
【解説】北九州市教育委員会と消防局は、熱中症の予防と対策キャンペーンとして2014年から市内小中学校で
北九州市立八幡病院伊藤医師と一緒に出前講座を実施してきました。
その講義内容の動画を公開しました。子供さんにもわかりやすく解説していますので、ご家族でご覧頂くことも
できます。
動画は北九州市が制作し、教育委員会、消防局、保健福祉局に協力頂きました。
なお、AIアバターによる動画の特許権は、有限会社BONDに帰属しています。
動画2「感染対策の基本─正しい手洗い」の公開
①感染対策の基本─正しい手洗い編
- ストップコロナプロジェクトFUKUOKA 2021年製作
- 8分15秒
②Correct Hand Washing─正しい手洗い編_英語ヴァージョン
- ストップコロナプロジェクトFUKUOKA 2021年製作
- 7分20秒
③シャボンちゃんの手洗い歌─フルバージョン
- シャボン玉石けん株式会社2016年製作
- NPO-KRICT伊藤重彦監
- 2分20秒
「正しい手洗いを行えることは、感染対策の基本です。100人中99人が手洗い上手な集団では、感染対策は90%以上成功しています。この動画では、正しい手洗い方法を判りやすく解説しています。
なお、本動画は地域感染予防と健康管理懇話会、ストップコロナプロジェクトFUKUOKAが制作しました。
また、動画内に登場するAIアバターの特許権は有限会社BOND、「シャボンちゃんの手洗い歌」の著作権は
シャボン石けん株式会社に帰属しています。
小さな子供さんも楽しく学べる手洗い動画です。正しい手洗い法の研修等にご利用ください。
動画3「急病時に119番通報から病院搬送されるまでの仕組み」
急病時に119番通報から病院搬送されるまでの仕組み
- 福岡県医師会北九州市立八幡病院、北九州市消防局の共同制作2021年
- 約10分
【解説】急病時の救急電話相談事業(♯7119)に
おける緊急度判断、119番通報してから消防救急車の出動、救急救命士の救命救急処置、受入れ救急病院が決まるまでを動画にしています。
本動画は2021年に開催された福岡県救急の日(福岡県主催)のイベントの一つとして、福岡県医師会北九州市立八幡病院、北九州市消防局の共同制作によるものです。
なお、AIアバターによる動画の特許権は、有限会社BONDに帰属しています。
動画4「基本的な飛沫感染対策─ポイントとピットフォール」
基本的な飛沫感染対策のポイントとピットフォール
- 約56分
【解説】2023年5月、新型コロナウイルス感染症は2類相当から5類へ移行しました。飛沫感染対策は今後どう変わるのでしょうか。感染症法の類型やウイルスの種類で対策は変わりません。
基本的な飛沫感染対策のポイントとピットフォールについて北九州市立八幡病院名誉院長が講演のなかでわかりやすく解説します。
本動画は2023年7月25日に開催された北九州市医師会令和5年度医療安全研修会の講演録画であり、北九州市ホームページでオンデマンド放映された動画を北九州市の許可を得て再掲載しています。日々の感染対策のお役に立てると幸いです。
動画5「超高齢社会と救急医療について考える」 北九州市八幡医師会主催 市民公開講座
開催日:2024年3月9日
高齢化率約28.2%の北九州市で、救急医療の課題と対策を市民と共に考えるために開かれました。伊藤理事長と森村教授による
講演が行われ、救急電話相談(#7119)システムとアドバンスケアプランニング(ACP)について解説されました。超高齢社会の
救急医療への理解を深める機会となりました。
以下、この二つの講演の詳細と動画をご覧いただけます。
- 約33分
NPO法人 病院前救護と健康管理研究会 理事長
北九州市立八幡病院 名誉院長 伊藤重彦
伊藤理事長がACPとDNAR指示の重要性を解説しています。ACPは人生の最終段階の医療・ケアを考え話し合うプロセスです。DNARは心肺停止時の医療行為決定です。高齢者救急搬送増加や施設対応の課題を指摘し、個人の意思を尊重した最善の医療・ケア提供のため、これらの適切な運用を強調しています。
「救急電話相談(#7119)を知っていますか?」
帝京大学医学部救急医学講座 森村尚登教授
森村先生が#7119の意義と課題を解説しています。急な症状時に専門家が緊急度を判定し、適切なアドバイスを提供するシステムです。緊急患者の迅速な対応と不要な救急車利用の減少に効果があります。認知度向上が課題ですが、医療資源の効率的活用に貢献する重要なツールとして期待されています
- 約36分
動画6 119番通報のかけ方・伝え方(救急振興財団助成事業)
この動画は、一般財団法人 救急振興財団 救急に関する調査研究事業により製作されました。119番通報する際には、傷病者の
病状等が通信指令員に正しく伝わることが大切です。動画では、119番通報後の通話の流れ、119番通報時のポイントとお願いについてわかりやすく解説しています。チャプター1から5まで連続して視聴できるフルバージョンと各チャプターに分かれた
ショートバージョンがあります。状況にあわせてご利用ください。

- 119通報時のかけ方・伝え方(フルバージョン)2025年制作
- 18分15秒
119番通報は、ほとんどの人が経験したことがないか、一度だけ経験したがどのように伝えたら良いか、わからない人がほとんどです。この動画では、救急車を出動させるために通信指令員から聞かれることや、伝えるべきことをわかりやすく解説します。

- chapter1_基本的な119番通報の流れ
- 2分22秒

- chapter2_伝わりにくい119番通報
- 3分32秒

- chapter3_携帯電話からの通報
- 4分16秒

- chapter4_高齢者福祉施設からの通報
- 4分24秒

- chapter5_意識・呼吸の確認方法
- 1分48秒

- 119番通報のポイントと注意点 (AIアバター動画)
- 18分15秒